こんばんは!管理人のまーぼーです!
今回は映画「メタモルフォーゼの縁側」を鑑賞してきたので、その感想をまとめます。
感想中心で、本編のストーリーに関する重大なネタバレは含んでいませんが、気になる方はブラウザバックをお願いします。
世代を超えた2人の友情が素敵!
まず、芦田愛菜さん演じる佐山うららと宮本信子さん演じる市野井雪。
歳が離れていても、共通の趣味を通じて出会い、友情がどんどん育まれていく様子は、見ていてとても気持ちの良い友人関係だなと思いました。最初は辿々しかった会話も、会うたびに盛り上がりをみせ、どんどん熱が入っていきます。漫画の感想戦をしている2人は、まさにオタクという感じでしたね。笑
この2人の関係を見て、好きなものについて語り合える友人がいるということはとても大事だなと、改めて思いました。そしてそれを見つけるのはいつからでも遅くないよと、優しく背中を押してもらっているような気がしました。
雪さんの人間性に惹かれました
雪さんの懐の広さや行動力の高さには驚きました。
絵が綺麗だったから、と本屋さんで久しぶりに漫画を手に取ったところから、エンディングまで雪さんはどんどん新しいことにチャレンジしていきます。
どんな誘いも「いいわね」と一緒に行動してくれる雪さんに影響され、うららは映画の中の短い時間で、目に見えてどんどん成長していきます。「うらら頑張れ!」と応援したくなること間違いなしです。
新しいことにチャレンジすることを、つい尻込みしてしまうことが多い私にとって、雪さんのように、いつまでも生き生きと、チャレンジ精神旺盛な生き方は、素敵だなと思いました。
それに「いくつになっても夢中になれるものが見つかるのよ」とニッコリと笑う雪さんの姿が、少し羨ましかったです。私はうららのように、好きなものを好きというのが恥ずかしいタイプなので・・・。
芦田愛菜さんの演じるうらら
少し失礼な言い方にはなってしまいますが、うららはあまりパッとしない高校生です。芦田愛菜さんがこの役を演じると聞き、是非とも観たい!と思う反面、うららが原作よりしっかりしている子という印象になってしまうのでは?と思っていました。
ところが映画を見てみると。これがまあ完璧にうららでした。少しキョドキョドした喋り方も、色々気にしてしまうところも、焦ってバタバタ走るところも、原作で感じた印象とぴったり重なるんです。
うららの苦悩や葛藤を、完璧に演じきる芦田愛菜さん・・・。圧倒されました・・・。この役が芦田愛菜さんで良かった。
余談
この2人を見ると「阪急電車片道15分の奇跡」のおばあちゃんと孫を思い出すのは私だけでしょうか。笑
私もその頃、有川浩さんの小説にどハマりしていたので、もちろん映画も観に行きました。またこの2人の掛け合いが見られたことが嬉しかったです。あれからもう11年も経ってるんですね・・・。びっくりだわ・・・。笑
最後に
「メタモルフォーゼの縁側」とても素敵な作品でした。ぜひ興味を持たれた方はぜひ映画館で観てください。私の予想に反して、年齢層が高めの方もたくさん観に来られていたことが印象的でした。心温まる友情モノが見たい!という方には特にオススメです。
映画を鑑賞された方は、ぜひ原作もご一読ください。優しいタッチの絵で、心地よい世界観が広がっています。
今日はここまでです!いつも見ていただきありがとうございます!
また次回お会いしましょう!